ソラマメは乾燥に弱く、多くの土壌水分を必要とするため転作田での栽培に適しており、管内ほとんどの地区で作られている。今号には「鮮やかなグリーンに初夏を感じる」ソラマメのクローズアップ記事がある。
390人の農家による出荷量は新潟県全体の60%を占め、県内JAではダントツの1位だ。栽培面積は約17ha。
作型は秋まき。品種は「打越一寸」がほとんど。これは着莢数が多く、3粒莢(L品)率が高い。しかし連作には極めて弱く、ほ場を毎年替えないと収量が低下する。
播種適期は10月初旬で、定植は同月下旬。雪の下になると枯れることがあるので12月上旬には越冬対策としてワリフトンネルなどで覆う。
収穫は5月下旬に始まり、6月上旬にピークを迎える。