美ヶ原高原で今年も放牧がスタートしたと『ほっとニュース』の欄が伝えている。5月20日に酪農家3戸が乳牛と繁殖和牛11頭を放牧。10月中旬まで高原の風物詩として観光客らを楽しませている。
暑さに弱い牛にとって涼しくて牧草の豊富な高原は絶好の場所。放牧によって健康な牛が育ち、畜舎でのケガなども少なくなるという。
ところが近年はニホンジカが繁殖して同高原の牧草が食い荒らされるという問題も深刻化しているとのことだ。
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JA畜産部会女性部が畜舎の周辺に花を飾ろうと4月末にサルビアやマリーゴールドなど8種類の花苗を畜産農家全60戸に配ったという記事もある。
同会は畜産のイメージ向上などを目的に5年前から花苗を配っている。