府内でも有数のホウレンソウ産地だった亀岡市では1980年代初めごろ、連作障害の発生などから収量が減少傾向をたどり、その代替えとして小松菜を導入したとのこと。
「周年栽培出荷部会」が発足した85年ごろから生産者が増え、現在では京阪神市場で“亀岡の小松菜”として指定席を確保するまでに至っている。
02年には市内に点在する部会を統合して品質管理に努めている。今後は収量拡大の課題に取り組んでいく。
08年度は生産者58人、出荷量約98t、販売額約2400万円となっている。
また「小松菜のツナ和え」の作り方も「女性部直伝レシピ」として紹介している。