江戸時代から「但馬ちりめん」の産地として栄えた但東町だったが需要の低迷で絹以外での村おこしを考えていた。そこで地元観光協会が試験栽培に成功し「シルクなす」誕生に至った。ナスに続いてトウモロコシの「シルクコーン」、エンドウマメの「ツタンカーメン」も誕生し2005年に「但東シルク野菜部会」を設立した。
特産となったシルク野菜は11人の生産者によって年間約5トンを生産。地元だけでなく京阪神にも出荷されている。部会長の坂岡さんは「品質の向上と3品目以外の新商品の開発に取り組みたい」と記事は伝えている。