JA広報誌便り

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【「WAVE ROKKO」 8月号 (兵庫県)】
心を込めた栽培で安心を届ける JA兵庫六甲

 誇りを持って農業人生を歩んでいる生産者を見開き2ページのインタビューで紹介する「農舞台の役者達」が同誌の目玉。
 8月号に取り上げられているのは、地元道の駅とファーマーズマーケットに出荷するさまざまな農産物の生産に精を出す大嶋博さんだ。

「WAVE ROKKO」8月号 レタスやブロッコリー、夏野菜、メークインや男爵のほか珍しい品種のジャガイモなどを生産し、ナスは昨年道の駅で行われた品評会で「猪名川町地域農業推進協議会長賞」をとった。ナスにはこの賞の証を示すシールが輝く。
 またコメの生産もしている。「山田錦」はこの地区の伝統品種だが栽培の難しさから生産農家が今では3、4軒に減った。そんな中、大嶋さんは歴史と技術を守ろうと栽培を続けている。
 大嶋さんは安心して買ってもらえるよう農薬や肥料をきっちり把握し、出荷する野菜には地元産とわかるラベルにするといった工夫をしている。今後は同時期に同じ農産物を出荷することでの無駄をなくすのが目標だといい、ビニールハウスで出荷時期をずらした栽培に取り組んでいる。
 この他に地元特産品を使った料理の紹介コーナー「農家さん直伝レシピ」や、組合員をリレー形式で紹介していく「Wa!Wa!Wa!」のコーナーも同広報誌の特長だ。

(2009.08.21)