浅田さんはハウスと露地で20種類以上のブドウを生産し「あさだフルーツガーデン」で直売を行っている。
ブドウ栽培をしてきた両親の後ろ姿を見て育ち、自然と後継者の道を選んだという浅田さんは、お客様のニーズに応えるためにさまざまなチャレンジを重ねている。
お客様の需要時期に年々早まりを感じたことから、早期栽培、早期販売に力を入れてきた。長野や山梨での視察でアイデアを吸収し、自らハウスの建て替えを行った。ほとんど水が入らない構造と保温性を高めるため二重屋根に改良したことで、去年より1週間早い収穫に成功したという。
また木くずやもみ殻をベースにした有機肥料を2、3年かけて作るなど土にもこだわっている。