同JA管内では21年産から県品種米である「なすひかり」の生産者3人が試験的にハーブのペニーロイヤルミントをあぜに作付・管理した。苗はJAなすのとJA全農とちぎが供給。ねらいはカメムシの住みにくい環境づくりへの試みと雑草を抑制することでの草刈り作業の軽減だ。
9月11日に行った現地調査会でねらい通り、カメムシ防除と抑草の効果が現れたと伝えられている。今年が初めてとなるハーブを使用した「なすひかり」はカメムシ被害を受けず全て一等米の出来だったという。
この記事についてJAに聞くと、那須営農経済センターの高久実さんは「10月25日の収穫祭で『なすひかり』を販売し、今後もアピールしていく方針です」と話していた。
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また県道沿いの転作田に作ったヒマワリ畑での種の収穫のもようを紹介。県内外から住民らが参加し、約2000本のヒマワリを刈り取ったという。種は焼酎用原料にする。