今月は「よい食プロジェクト」の特集が全国の広報誌で多く見られる。同JAの地産地消への取り組みの一つは学校給食への地元産米の供給だ。年間約177トンの米が給食として食べられているという。
今年2月には市の支援を受けて米粉製粉機を導入し、米の新たな用途開拓に取り組んでいる。この機械は微細の米粉ができるため菓子や麺への利用に適しているという。
また、稲発酵粗飼料と飼料用米の生産・利用拡大に力を入れている。飼料稲は酪農や肉牛農家、飼料用米は養鶏農家が利用。この取り組みには現地研修会も開かれ、活発な利用拡大を図っている。