水稲栽培中心に行ってきたため今年から始めた小菊栽培については初心者だという集落営農組織を支えたのは、同JA園芸課や種苗会社などで結成された「支援プロジェクトチーム」だ。毎月1〜2回の巡回と講習会で細かい指導を進めてきたといい、初年度でありながら高品質な小菊が収穫でき、単価も目標を達成できた。
集落営農組織のリーダーを務める飯塚将人さん(50)は「指導はとても役立った。提供された作業カレンダー通りに進めうまくいきました」と話す。今後は栽培者や栽培面積を増やすことが目標だという。
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また遊佐町での青年部による「ナタネプロジェクト」の取り組みを紹介。耕作放棄地などに作付けしているナタネの播種作業の様子を伝え、いずれは生産量を増やしてナタネの油かすをコメの肥料とした循環型農業を目指したいとしている。