JA広報誌便り

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【「いぶき」 11月号 (熊本県)】
地元飼料米牛を試食 JA菊地

 今月号には菊地産の飼料米で育てた牛肉の試食会を先月開いたとの報告がある。

「いぶき」11月号 JA菊池(熊本県) 同JAは飼料の自給率向上と遊休地解消のため、県菊地振興局と共同で飼料米牛の飼育に取り組んでいる。出荷3カ月前に通常の飼料に玄米を混ぜ与えて育てた牛は「まんま牛(仮名)」と名付けられた。
 飼料米牛の試食会には管内の旅館組合、食堂組合の人などが参加。食味を確かめ「やわらかい」「冷めてもおいしい」と好評だった。
 また11月14、15日に熊本県農業公園で行われた「くまもと農業フェア&米まつり」でサイコロステーキとして販売された。
 平成20年度から試験的に始まった飼料米は、今年度35haで作付された。来年度は月に100頭ペースでの出荷を予定しており、5年後の目標は作付面積が150ha、年間出荷頭数は5000頭だ。
 また同JAでは管内で育てた肉の定期便を始めた。FAXで申込み、農業総合情報センター裏に設置された「肉の直売所」で直接受けとる仕組みだ。

(2009.11.17)