同JAには現在、非農家出身のニューファーマーが32人いる。同JAでは「ニューファーマー地域連絡会」を平成14年に設立し、県や市と連携して就農全般の支援をしている。
先進農家の手厚い指導によってミニトマト、イチゴ、ワサビ、バラの分野で就農定着率は100%を誇り、今や研修希望者が多すぎて受け入れ研修生の決定に一苦労だという。しかしニューファーマーの就農は高齢化の解決など農業の活性化に大きく寄与している。特にミニトマトの販売額、栽培面積は約3倍に増え、産地化に貢献している。
誌面にはミニトマトの受入農家とニューファーマーが登場しそれぞれの意気込みを伝えている。
同JAは他にも新規就農を支える取り組みとして、集団就農団地などへの農地のあっせんや農作業アルバイトの求人を無料あっせんしている農作業無料職業紹介所を設置している。