特別栽培は「紙マルチ栽培法」と呼ばれるもので、高宮町のこだわり米研究会29戸の農家が行っている。
同法は田植え時に専用の田植え機で「活性炭紙マルチ」を田んぼに敷くというもの。紙を敷くことで日光を遮断し、雑草の成長を抑える効果があるため、除草剤と農薬は使用していない。化学肥料も慣行の半分以下だ。
同米は県が平成16年から実施しているトレーサビリティシステムの導入や農薬・肥料を低減した特別栽培農産物を認証する制度「安心!広島ブランド」にも承認されている。
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また県が定める事業として昨年秋に同JAが開いたホームヘルパー2級の養成研修会が3カ月の工程を終え修了。受講生21人全員が無事資格を取得したと伝えている。