食農活動、地産地消、福祉活動の3つの柱で地域に根ざした活動に力を入れる同JA。食農教育では独自のプランを作成し、年間を通した活動をしている。特に特徴的なのは「食農リーダー」という女性部メンバーによる出前講座。女性組織を食農教育の大切な役割だと位置づけ、平成12年から大豆作りを中心とした「まめなかな運動」を行っている。大豆の栽培から豆腐作りを通した活動を中心に食生活の見直しもめざしている。
管内では農業体験などに参加する子どもや小学校の数も増えてきているという。
地産地消の取り組みでは、同JA直売所の「とれったひろば」がオリジナルの“緑ちょうちん”を作成。地元産の食材を使った料理を提供するお店に掲げてもらっている。現在は食堂や居酒屋など約20店舗に広がっている。