初回となる今月号で紹介されているのは、6年前に管内で初めて設立された集落営農組織「農事組合法人 とぎの森ファーム」だ。
同組合は43戸で構成され、前身は用水の効率的利用を目指してつくられた水稲生産組合だ。経営体制は総務、営農、加工の3部門。
今年度は新設された加工に特に力を入れていきたいとしている。持続可能な集落づくりのため、組合や地元で生産した米や野菜で作ったお弁当の宅配サービスや、生産した大豆での豆腐製造など特産品の開発ができる加工施設の建設を計画中だ。
集落営農の効率化という利点をさらに生かした経営をめざしている。