同社設立の背景には担い手不足や農業者の高齢化による耕作放棄地の増加という知多半島がかかえる農業問題があった。持続可能な農業をめざして耕作放棄地の解消や新たな担い手や雇用を生み出すことが目的をとしている。
同社は農業経営の「分業化」で農業振興を図ろうと、苗生産に力を注ぐ。現在は20品目以上の苗を作っており、生産者のニーズに合った注文を受ける。苗生産への農家負担を軽減し栽培に専念してもらうことで、規模拡大や品質の向上につなげたいとしている。
今後は担い手育成や農地保全などの事業にも取り組みたいとしている。