同塾はJAが一宮市・稲沢市と協力して平成20年にスタートした。定年退職後の帰農や家庭菜園を楽しむ人のレベルアップを目的にした1年間の「生きがい農業コース」と、新規就農など人材育成をめざす2年間の「担い手育成コース」がある。
7月末に行った終了式の2日後には新たに89人が入塾した。
また農業塾終了生のその後を追った「菜(さい)チャレンジ」のコーナーには、「担い手育成コース」第1期生の長谷川八十さんを紹介している。
もともと会社に勤めながら米作りをはじめた頃に入塾した長谷川さん。減農薬・有機質栽培を取り入れた工夫をしており、規模拡大が今後の目標。農事組合法人の設立もめざしたいと伝えている。