同地区では昭和45年以降、本格的な生産がスタートした。54年には「木崎にんじん生産組合」を設立し、現在36人のメンバーが約30haで春夏と秋冬の年2回、ニンジンを栽培している。
今年の春夏産からは新品種の「愛紅(あいこう)」を本格導入し販売力強化に努めている。これまでの主力品種に比べ早生種であることから生産者と消費者双方から好評だ。
また同組合では濃紅橙色の品種「ひとみ五寸」を使って「にんじんジュース」を開発した。
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表紙を飾ったのもニンジン栽培を13年を行っている小熊雄三さん・由美子さん夫妻。1.4haで5品種を栽培・出荷している。