今年、「さがびより」の生産者は昨年の1800戸から約5200戸に増え、栽培面積も290%増の約4400haとなった。
生産が拡大したのは今年から卓越した栽培技術をもった生産者を「米(マイ)スター」とする認定制度を取り入れるなど、生産技術の安定と生産面積の拡大などをめざしたことによる。
また品質や収量のばらつきをなくすため、田植時の株間や田植後の草丈の範囲を計れる目盛りつきのスケールを製作。草丈や葉色から穂肥の量と時期を判断するのに役立っている。
米袋には珍しい透明の袋を使っており、「品質」と「おいしさ」に自信があるからこそのこだわりだ。