座談会のメンバーはJA女性部部長の松田八重子さん、宇和島商工会議所女性会会長の中村保子さん、宇和島ブロック漁協女性部協議会会長の武部月美さん、フレッシュミズ部会部会長の渡邊眞由美さんの4人。誌面からは地域の活性化をめざす4人それぞれの強い思いが伝わってくる。
松田さんは加工品の商品化を始めたことが地域の女性に元気を与えたといい、それを若い世代につなげ、地域が一つになっていくことを願う。また、中村さんは商店街の女性経営者らで発足した組織にいるが、活性化には組織間による団結の大切さを語っている。
「地場産業の衰退で地域から若者がいなくなることが何より辛い」という武部さんは、地域の自慢を守り、子どもたちが帰れる場所を残したいという。渡邊さんは地域のための活動は地域すべての人が参加できることで、そのためには自分たちが発信していくことが必要だと話している。