表紙は12月8日に登米祝祭劇場で開いた「TPP参加断固反対JAみやぎ登米組合員代表者緊急要請集会」の場面。誌面では集会のようすを交えながら、TPPをめぐるこれまでの政府の動きとそれに対するJAグループ宮城の対応、TPP参加による国内農業と宮城県の農林水産業に与える影響などを盛り込んだ。
同JAでも支店などに反対を訴える“のぼり”の掲示や要請書の提出、東京食肉市場に出荷する肉牛にTPP反対のはちまきを巻くといった運動で取り組みを広めている。
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また、JAいしのまき(宮城県)でも広報誌「まごころ」1月号にA4両面でTPP関連特集の号外を付録。JAグループ宮城が12月15日に行った反対集会とデモ行進のようすを伝えた。
JAグループ宮城では、1月末までに県民70万人への署名運動を行っており、運動の輪を広げようと声を上げている。
同JAは支部活動の円滑な運営と支部間協調のため、先月から地区ごとに「TPP」を統一テーマのひとつとした支部長会議を開いている。