TPPへの参加で日本はどうなるか―について、歴史を振り返って貿易交渉がこれまでにもたらした影響や日本の関税負担率、農業以外に及ぼす打撃を挙げてわかりやすく説明している。
関税撤廃による影響についても、牛肉の75%は輸入に置き換わるとして、“飛騨牛の4等級以下は圧倒される”、“コメの裏作として管内で作付けが盛んな大麦も79%が置き換わる”、と身近な農畜産物を取り上げて解説。
その他にも各国の気象状況や自然災害、人口の増加などで動く食料事情や日本に対する要求、韓国農業についての話題も盛り込んでいる。
また「私のTPP論」として管内の農家や事業者8人へのインタビューを掲載した。