JAグループ京都では、おととし開かれたJA京都府大会での決議もふまえ、地域貢献活動の一環として「認知症サポーター」の養成活動に力を入れている。
京都府の農業就業者の高齢化は全国的に見ても深刻であることから、組合員の訪問時や日々の渉外活動をするうえで役職員の認知症への理解が必要だと考えている。
今年度は養成講座の講師役となる「キャラバン・メイト」の養成研修に女性部の担当職員20人が参加した。今後は「キャラバン・メイト」を中心に約800人いる役職員全員が認知症サポーターとなることをめざすとして、安心して生活できる地域社会づくりに向けた試みを伝えている。