県立吉田島総合高校では、昨秋の文化祭から出たフライドポテトやからあげの廃油50リットルを回収。業者に精製してもらい40リットルのバイオディーゼル燃料として生まれ変わった。
農薬散布機やトラクターの燃料として果樹園で利用し、勝田庸之教諭は「刺激臭が全くなく、すすが出ないので機械や円にも優しい」、生徒らは「廃油を大量に回収できたら農家にも試してほしい」と話している。
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消費者とのさかんな交流を伝える話題も多い。
女性部湯河原支部では、6日間にわたって消費者にジャム作り体験を開いた。毎年特産のミカンなどを使い3種類のジャムを生産している同支部に「作り方を教えてほしい」との声が多く寄せられたことから実現したと伝えている。