地震発生の翌日から同JAでは臨時一斉外務活動として職員が全組合員宅を訪問し、被害状況の把握や二次災害防止などを呼びかけた。特に被害の大きかった菌床シイタケ農家には職員を派遣して施設の修復を行った。
3日後には津波被害が深刻だった最寄りの沿岸部に支援物資の運搬や炊き出しの実施を始めたほか、沿岸被災地を管内とする県内3JAに義援金を送って支援した。
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管内のニュースには前沢地域女性部の話題がある。ケールと芽キャベツを配合した注目の新野菜「プチヴェール」の栽培拡大をめざし、これまで部員全員に苗を配布して栽培管理指導会などを行ってきた。今回はその一貫として料理教室を開き、調理のポイントをおさえながらおいしい食べ方を学んだ。