JA広報誌便り

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【「Kinan」 5月号 (和歌山県)】
休耕田で特産品づくり  JA紀南

 5月号の「営農室だより」では、新たな特産品で地域農業の活性化を試みる農家組織の活動を紹介している。

「Kinan」5月号 活動するのは「富田区環境保全向上活動組織」のメンバー。農家の高齢化や休耕田が増加するなかで手作りの黒砂糖を地域の特産品にしようと精を出している。
 かつて盛んだったサトウキビ栽培を休耕田で復活させようと昨年4月から栽培を始めた。
 刈り取り後、試行錯誤を重ねた結果、糖度の高い黒砂糖が完成。今年は試作品として地域内で無料で配布したが、今後は栽培面積を拡大して本格的に販売していきたいと意気込みを伝えている。

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 同JA果樹産地協議会は管内5カ所に気象観測装置を設置し、ホームページから気象情報を閲覧できるサービスの提供を始めた。生産者への情報提供と合わせ、異常気象への対策としても期待している。

(2011.05.09)