同JAは管内産粗飼料で生産した「遠州のめぐみ JA遠州中央 農協牛乳」で今年2月、食料自給率の向上に寄与する団体などに贈られる「FOOD ACTION NIPPONアワード2010」製造・流通・システム部門で入賞した。
牛乳は管内の酪農家と地元乳業メーカーが作ったプライベートブランド。平成12年から地元産飼料の収集・供給をはじめた。現在、稲作農家との連携によって粗飼料率ほぼ100%を実現している。
食料自給率を上げるための今後の課題は消費量が拡大している畜産物の飼料を輸入に頼っている点だと伝えている。