宮古市摂待地区の舘崎長二朗さんは津波によって水田や用水路に被害を受けた。
地域にある水田の3分の2が海水をかぶったという現状に「今年の田植えに不安を感じていた」というが、家族と協力してがれきの撤去作業や用水路の修復をし、例年通り自宅で種まきを行った。
しかし、塩害を受けた水田の土で独自に発芽試験をしたが失敗。除塩した水田もいつもと土の感触が違い、生育の経過をみないと出来具合はわからないという。舘崎さんの取り組みは、同じ被害を受けた稲作農家の希望だと伝えている。
6月号では今回の大震災で津波被害を受けながらも苗に希望を託して田植えを行った農家のようすを紹介している。
震災の被害から立ち直り、米作りの再生に向けて励む姿がある。
宮古市摂待地区の舘崎長二朗さんは津波によって水田や用水路に被害を受けた。
地域にある水田の3分の2が海水をかぶったという現状に「今年の田植えに不安を感じていた」というが、家族と協力してがれきの撤去作業や用水路の修復をし、例年通り自宅で種まきを行った。
しかし、塩害を受けた水田の土で独自に発芽試験をしたが失敗。除塩した水田もいつもと土の感触が違い、生育の経過をみないと出来具合はわからないという。舘崎さんの取り組みは、同じ被害を受けた稲作農家の希望だと伝えている。
(2011.06.23)