市内の下柱田地区では5月下旬、震災の影響を受けて水稲の作付けが困難となった水田16haでひまわりの種まき作業を行った。すべての人が希望に向かって前向きな気持ちになれるように、との願いを込めて「ひまわり咲かそうプロジェクト」とした。
ひまわりの種はひまわりを街のシンボルとしている神奈川県座間市から提供されたもの。種まきには地元農家やボランティア、県外などから合わせて約200人が参加した。
また鏡石町観光協会も6月初旬、町内の水田70aにひまわりの種を播いた。作付け困難な水田にひまわりを咲かせ、この明るい話題を復興のシンボルにしたいという思いで「鏡石花咲か復興プロジェクト」は企画された。また後日にはコスモスの種まきを行った。
両プロジェクトとも、開花時にはイベントを行う予定にしている。