大震災に見舞われた年でありながら今年の出荷量は前年の約1.5倍。天候に恵まれたことや、原発事故の影響で個人販売の伸び悩みからJA出荷が増加したことが要因にある。
原発事故による風評被害を吹き飛ばす取り組みとして、生産者、JA役職員は販売促進活動に努めている。4月からは全取引市場に出向いて原発事故の状況とそれによる農産物の状況を説明し、モモの出荷前には役員が東京や関西など全国の市場を訪れPRした。
「ニュース&トピックス」のコーナーでもテレビイベントでのPRや埼玉の企業でPR販売などを行った。
こういった取り組みによって、主力品種「あかつき」がインターネットサイトの「楽天市場」フルーツランキングで1位に輝いたと伝えている。