10月中旬から販売がスタートした「いもジェンヌ」は上品な甘さとクリーミーな食感が特徴の「べにはるか」を品種とする。
耕作放棄地対策の一環として、県と生産者、同JAなどがプロジェクトチームを結成し、2009年からブランド化に取り組んできた。10aの実証ほ場から今年は1haで栽培するまでに発展。地区の葉タバコ農家の転作の受け皿にもなっており、来年は5haでの栽培を見込んでいるという。
オリジナルのロゴマークも完成し、現在は商標登録申請の準備中だ。新潟大学や市内の菓子店と協力してスイーツ開発も進めているところで、今後の展開に注目が高まる。