新鮮で安全な食材を使った給食を子どもたちに食べてもらいたいと平成19年に研究会を立ち上げた。現在約20人の会員が20品目の野菜を生産し、給食の食材の約2割を供給している。
山口さんを含め、会員のほとんどがウメやミカン農家であり、両立しながら栽培に励んでいる。山口さんは「好きな野菜づくりが学校給食のためにできてうれしい」とやりがいを語る。
できるだけ地元食材を安定的に提供するため、研究会では毎月給食担当者と栽培品目や数量の調整について会議を開いている。
今後は子どもたちに地元食材への理解を図っていきたいとしている。