JA広報誌便り

JA広報誌便り

一覧に戻る

【「Kinan」 11月号 (和歌山県)】
顔の見える学校給食  JA紀南

 連載コーナー「農をいきる―地域請負人―」の26回目に登場したのはJA紀南学校給食食材生産研究会の会長を務める山口昌可さん。

「Kinan」11月号 新鮮で安全な食材を使った給食を子どもたちに食べてもらいたいと平成19年に研究会を立ち上げた。現在約20人の会員が20品目の野菜を生産し、給食の食材の約2割を供給している。
 山口さんを含め、会員のほとんどがウメやミカン農家であり、両立しながら栽培に励んでいる。山口さんは「好きな野菜づくりが学校給食のためにできてうれしい」とやりがいを語る。
 できるだけ地元食材を安定的に提供するため、研究会では毎月給食担当者と栽培品目や数量の調整について会議を開いている。
 今後は子どもたちに地元食材への理解を図っていきたいとしている。

(2011.11.17)