これまで管内での販売はJAの農産物市場4店舗だったが、10月からは地元スーパーでも常設コーナーを設けて販売されるようになった。
管内の稲作農家によって安全に栽培・収穫された飼料米を通期的に5〜8%配合した飼料で肥育された「えこめ牛」は「エコ」と「コメ」をかけてネーミングされた。現在肥育農家は11軒。商品への高付加価値化と耕畜連携による地域活性化につながるとして期待がかかる。
家畜飼料のほとんどを海外からの輸入に頼っていることから、「えこめ牛」はフードマイレージの削減や食料自給率の向上といったメリットがあり、環境と地球にやさいい牛肉としてアピールしている。