同JAは仕出し弁当店「横濱うお時」に横浜の農業についての情報提供をした。同店は地産地消弁当を作り、箱の裏にJAが提供した旬の野菜カレンダーなどの情報を印刷して紹介し、地産地消のPRにつなげている。弁当箱の印刷は、市の「地産地消新ビジネスモデル支援事業」として同店が助成を受けている。
食材に使う野菜は管内の直売所などで仕入れたもの。メニューは季節ごとに変わるが10月は県ブランドの「やまゆりポーク」や「横浜キャベツ」がメインとなった。
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また、県が認定する「ふるさとの生活技術指導士」の活躍も目立つ。
JAをより身近に感じてほしいと支店利用者向けに開いた料理教室では、講師となって地場産ニンジンを使ったジャム作りを指導。また、女性部が「農産物加工」をテーマに開いた「ふれあい講座」では、参加した部員74人に農産物加工の方法や販売について説明し、具体的な質問が出るなど、意義ある講座となったことを伝えている。