諫早市の唐比地区で1300年の伝統を持つ特産品の「唐比レンコン」は、全国でも珍しく泥炭の湿地での栽培が特徴だが、昭和32年の諫早大水害や、泥炭での作業は機械化できないことから栽培は一時途絶えた。
しかし地元直売所で売れ行きが好調なことや、テレビ取材によって知名度が増してきたことで、定年退職後の新規就農者や有志グループが栽培に乗り出し復活に向かっている。
収穫したレンコンは直売所やイベントなどで販売すると口コミで評判となり、県外から買いに来る人もいるほどだという。
今年は市内の子どもや親を対象に収穫体験も計画していると伝えている。