神戸西地区では「たべもの」を核として地元を盛り上げようと地域間でのコミュニティづくりがすすんでいる。
神戸西営農総合センターは地域のホテルとの連携に取り組む。地元農産物をホテル内のレストランに供給するほか、メニューを開発。今後はホテル専用の農園を開く予定だ。
一方、三田市では市が主体となって「地産地消プロジェクト」を進めている。地産地消を推進する店に共通のポップなどを表示して「応援店」として認定する制度や、生産者と消費者の交流イベントなどに取り組む。
また同JAには農商工連携で生まれた商品が多数ある。地元企業と連携した米粉商品や日本酒をはじめ、川西市と共同開発した「いちじくワイン」のほか、神戸電鉄のハイキングイベントで収穫体験を共催するなど多彩だ。