JA広報誌便り

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【「ほっぷすてっぷJAんぷ」 3月号 (岩手県)】
高校生が塩性植物で復興計画  JAいわて中央

 3月号では特別企画として、東日本大震災で被災した農家の復興に立ち上がった県立盛岡農業高校環境科学科の生徒の取り組みを紹介している。

「ほっぷすてっぷJAんぷ」3月号 同科では2年生から班ごとに設定したテーマについて2年間研究を行う授業がある。「森林文化研究班」の7人が取り組んでいるのは塩性植物を活用した塩害被害からの復興だ。塩害に苦しむ農家の生活支援につなげたいと塩性植物の栽培・販売をめざす。
 7人はこれまでの被災状況や塩害についての調査からアイスプラントとソルトブッシュが岩手での栽培に適していると選定。この活動はアサヒビールが主催する「日本の環境を守る若武者育成塾」の成果発表で最優秀賞という評価を得た。
 いずれは新たな特産品にしていくことを考えているといい、研究は2年目も続く。


塩性植物:塩分の多い場所に生息する植物。

(2012.03.21)