1人は同誌7月号から表紙を担当している紙切り作家の水口千令さん。伊豆の名所や農産物など地元の魅力を作品で発信してきた。同誌でも毎号、旬の農作物をテーマに家族の姿を描く。誇りを持って栽培している生産者の思いを作品にも込めているという。
2人目はパン屋を営む杉山大一さん。杉山さんは地場農産物を使った「全国高校生パンコンテスト」の実行委員長でもある。
コンテストには毎年約160通の応募がありといい「紅ほっぺ」など地場ブランドの知名度向上にもつながっている。
杉山さんも地元ブランドのミニトマトを使った商品やコンテストの受賞作品をアレンジして販売するなど地域の活性化に努めている。