同JAが位置する但馬地方は人口減少や高齢化がすすむ一方、集落営農組織は年々増加しているという。
誌面には5つの組織が登場し、発足の経緯や取り組み、今後の抱負などを語っている。
そのなかでもっとも設立が早い但東町の相田営農組合は、昭和61年、集落の活性化をめざして地区内の全農家39戸で発足した。現在オペレーターは6人。水稲とソバを栽培し、ソバは地元のそば処に全量販売している。
今後は田舎暮らしを求めて移住してきた人たちも参加できる仕組みをつくり、生産から消費までを支える組織をめざしたいとしている。