JA広報誌便り

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【「With You」 3月号(福岡県)】
心を元気にする「非常食」 JA久留米市

 地震など大規模災害に備える「防災食」を特集している。

「With You」 3月号(福岡県) といっても、乾パンなどいわゆる非常食ではない。同誌が紹介するのは、常温保存できる野菜や豆、乾物など、手元にある食材を利用した、簡単でおいしい料理。切干大根のケチャップ煮、いり豆ごはん、ブロッコリーのおかかあえなどで、料理研究家・坂本廣子さんが監修している。
 めざすのは「日常のご飯」だという。非常食を「日常」に近づけることで、栄養的な安心感が得られるし、お財布にも優しい。だが最大のメリットは「元気が出る」こと。
 普段から利用して調理に慣れ、食材を回転させる「ランニングストック」を意識すれば、多少の不便はあっても乗り切れるという。
 東日本大震災から2年たつが、息の長い「備え」のため、ぜひ参考にしたい。

(2013.04.15)