実際に指導するのは、大豆加工指導グループ「まめひめ」だ。同JAが女性部などに声をかけて結成したボランティア・グループである。
地産地消や食育ニーズが高まり、味噌作り授業を希望する小学校は増え、「まめひめ」は現在71名体制で要望に応えている。
下準備は「まめひめ」とJA職員が事前に行い、子供たちには、大豆をすりつぶし、麹と混ぜ、空気を抜くために樽に投げ入れるといった作業を体験してもらう。ゆでたての大豆を試食する楽しみも。
活動は好評で、昨年度から親世代を対象に公民館でも行っている。味噌作り指導を通して、JAの食育活動を周知させるとともに、JAファンを増やしていきたいという。