スポットを当てるのは「おいしさ」ではなく「栄養価」。なぜか。日本人の果物摂取量は世界と比べて極端に少なく、先進国の中では最低水準とか。食文化の違いによるものと思いきや、「食生活の簡易化で皮むきの手間がかかる果物が敬遠されている」という。気になる一文である。
ともあれ特集では、ビタミンやミネラルなど果物の栄養について、美容やスポーツ、生活習慣病との関連で紹介。また、健康維持に必要な「1日200g」(農水省)の目安量も提示している。モモでは2個、ブドウでは1房だ。
最後に、地場産物果物の食べごろや、購入できる店舗を紹介。消費者の食べたい気持ちをくすぐるか、期待しよう。
(写真やイラスト、グラフなどを使い、見るだけでも楽しい誌面構成になっている)