まず「誰が管理しても品質の安定した生産が可能な栽培方法を確立」したうえで、就農希望者には研修で、植物生理、土壌肥料、病害虫、農薬、農業気象、経営収支など、基礎を徹底して指導した。さらに地域と連携し、栽培農地の斡旋、就農計画の作成支援なども行った。めざしたのは「農業の企業家」の育成。
おかげで、全国から集まった若者(非農家出身、他産業)は、1人として脱落することがなかった。そして、ミニトマト部会は今年度、第42回日本農業賞・大賞を受賞した。
「41人中36人が新規就農者」。これは同JA「果菜委員会ミニトマト部会」の話である。
同部会では、高齢化や担い手不足により生産量の低下が深刻化。他産業から人材を集める必要があると考え、1998年、新規就農者を育成・支援する取り組みを始めた。
まず「誰が管理しても品質の安定した生産が可能な栽培方法を確立」したうえで、就農希望者には研修で、植物生理、土壌肥料、病害虫、農薬、農業気象、経営収支など、基礎を徹底して指導した。さらに地域と連携し、栽培農地の斡旋、就農計画の作成支援なども行った。めざしたのは「農業の企業家」の育成。
おかげで、全国から集まった若者(非農家出身、他産業)は、1人として脱落することがなかった。そして、ミニトマト部会は今年度、第42回日本農業賞・大賞を受賞した。
(2013.06.26)