そこで「もっと地元の人に知ってもらいたい、食べてもらいたい」と、広報誌では足掛け3年、地場産農産物の紹介を続けている。毎号4ページを割き、特徴、栄養価、おいしい食べ方などを特集してきた。
なかでも好評なのが、ホテルのシェフなど、地場産農産物を利用する外部の人間が書いた食材エッセーだ。広報課の飯尾さんは「地元の農産物を外部の人に評価してもらうことで、農家はもとより地域の消費者が、地場産のよさを再発見できる」という。
同誌はファーマーズマーケットなどにも置いているが、この特集を始めてから新規の読者が増えたという。