取り上げたのはアスパラガス。早朝に収穫し、有明佐賀空港から空路羽田空港へ。翌朝には都内の店頭に並ぶ。それぞれの場面を写真でつなぎ、わかりやすく編集してある。
さらにそこで働く職員の仕事を紹介。単身赴任も多い。アスパラガスが埼玉県内の市場に到着するのは午前0時30分。市場の冷蔵庫に収まるのは3時ころで、着荷状況をチェックする。佐賀県から900km離れた東京で、県産品の売り込みのための商談やPRイベントの開催、首都圏の情報を産地につなぐなど日夜奮闘している。
県産品の販売は、こうした職員の仕事によって支えられている。広域・大型合併したJAでは、職場もさまざまで、どこでだれがどんな仕事をしているか、なかなかわからない。
特に普段目につかない部署の仕事を紹介したい。