JA広報誌便り

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【「ときめきネットワーク」 10月号 (静岡県)】
文化財の管理人が語る JA遠州中央

 「この人に聞く」は、今年6月に国の登録有形文化財に登録された磐田市福田地区の音楽ホール「ドルチェ倉庫」の管理人が登場する。聞き取り形式の文体で、全部、本人の語りになっている。

「ときめきネットワーク」 10月号 (静岡県) 旧名福田町は戦前、コールテン[コーデュロイ]の製造で栄えたところで、この音楽堂は、その織屋(合名会社)のひとつが使っていた。平成7年、ミニ音楽ホールに変身した。こけら落としの演奏にきたN饗のバイオリニストが「ドルチェのような音がする」といったことから名づけられたという。ドルチェとはイタリア語で「優しい」「甘い」を言う意味。
 紙面に変化を持たすため、地元にある歴史的な遺産を積極的に紹介したいが、単に紹介するのでなく、その管理人や子孫に語ってもらうのも一つの手法。その人の思い出が加わり、内容が深まる。今回登場の管理人は、織屋創立者の孫、「ドルチェ倉庫」の名付け親(母親)の子どもである。

(2013.10.22)