両JAとも一関市で隣合わせにあり、近く合併することになっている。合作の広報誌は、いわばその地ならしとも言える役割を持つ。組合員数はいわい東の1万2000人余りと、いわて南の1万人強。販売取扱高がそれぞれ58億円余と69億円余。米と畜産を中心とする農業地帯で共通するところが多い。
両JAの広報担当者が春ころから連絡を取り合い。夏から秋にかけて取材する。今回のメインは「南のお米名人」と「東のピーマン職人」の紹介と地域の特産物のピックアップ。そして「ごはん・お米とわたし」の作文・図画コンクールの受賞作品を紹介。いずれも両JAに均等に紙面を割いている。約4万部印刷し、地元の新聞の折り込みで、ほぼ全世帯に配布する。