JA広報誌便り

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【「Wave Rokko」 12月号 (兵庫県)】
長寿願って年越そば JA兵庫六甲

 師走に入り、ぼつぼつ正月の準備が始まる。JA だよりでは年越しや正月の料理についての記事が散見される。料理は多くの広報誌で年間を通じて掲載されているが、やはり季節にあったもの、旬の食材を使ったものをタイミングよく載せたい。12月号のなかから年越しそば、おせち料理、鍋料理を紹介した記事を拾った。

「Wave Rokko」 12月号 (兵庫県)  2、3面の見開きで年越しそばを紹介。記事の説明によると、年越しそばは細く長いことから「健康長寿」を願って食べるようになったとか、金箔師が銀粉、金粉を集めるのにそば粉をつかったとか、あるいはソバは切れやすいことから1年の苦労や災厄を切捨て、翌年の幸福を祈ったとか、諸説があるとのこと。
 縁起のよい具材としてエビ、ネギ、昆布、紅白かまぼこ、餅を挙げ、それぞれのいわれを説明する。ネギは疲れを「労(いた)わり」、「祈りをささぐ」という意味の「労(ね)ぐ」、「祈(ね)ぐ」や、神職の「禰宜(ねぎ)」からきたものだという。これらの具を使った湯気の出ている年越そばの写真は食欲を誘う。
 さらに地元産のそばが食べられる店を紹介。いずれもつなぎを使わない十割そばを売り物にした店で、そば打ち体験も可能だ。さりげなく「地産地消」を紹介している。

(2013.12.06)