同JAは完全人工光型水耕栽培施設「みりょく満点やさいの家」を建設し、昨年から稼働させている。植物工場をもつJAは全国に例がない。これを新年号の対談に持ってきたということは、JAの期待のほどが伺える。
組合長のほか、植物工場の泰斗であるNPO植物工場研究会の古在豊樹理事長が登場し、植物工場について分かり易く説明し、「品質がいつも一定で計画的に安定した生産ができ、機能性を高めることもできる」と指摘する。
進行役は昨年から植物工場に配属され、実際に現場で作業している若い女子職員で、心憎いほどの人選である。毎月、都合よく大きなテーマがあるわけではないが、広報誌では“一点豪華主義”の冒険があってもよい。