「創業以来95年にわたり花と野菜の研究開発を通じ、世界の皆様に種と苗を提供してきた。種や苗はまさに生き物であり、自然を相手にしている。植物と地球環境は切り離すことができない深い関係にあるが、昨今では温暖化など地球環境全体が変調を来し、動植物に深刻な影響を与えている」と3月25日、環境浄化植物として優れた能力を発揮する草花『サンパチェンス』の記者発表会で語った。『サンパチェンス』は地球温暖化の原因とされる二酸化炭素、自動車などの排気ガスに含まれる環境汚染物質の二酸化窒素、シックハウス症候群の原因物質であるホルムアルデヒドに対してきわめて高い吸収能力を発揮するという。浦野豊東京大学博士(農学)・生態工学会理事との共同研究の成果。今後とも、「さまざまな環境に耐えうる種と苗の研究開発に挑んでいく」という。