穀類調整加工機器の最大手メーカーとして知られる株式会社サタケでは、広島本社ショールーム内に「選別加工総合センター」を新設し、4月1日より公開する。同社の佐竹利子代表は「サタケは今年で創業113年目を迎えるが、代々優れた機器を開発してきた。残念なことに、控えめな企業体質のせいか、未だにサタケは何を造っている会社なのかと、問われることがある。選別加工総合センターの開設を機に、サタケの高度な選別技術を駆使した機器の全容を、様々な産業分野の人たちにも見て頂きたい」と挨拶した。精米の世界では、異物や着色粒の混入は許されない。精米分野で培われたハイレベルの品質管理技術は、他産業にも応用出来るものが多い。このセンターの開設は、米の世界からあらゆる産業への飛躍、を実現する足がかりとなるものだ。（記事参照）
